2016年5月11日水曜日

●13 - 新たな一色が加わった大絵馬

朝からたっぷりと雨が降り、午後になると陽の光が差し始めた観音堂。
本堂では絵師の尾頭が着色作業を進めています。

この地域に広がる畑を彩り、緑色や桃色が入ると一気に華やかな印象となりました。

畑の様子は、地域の方から詳しい木や果実の様子を聞き、
また、観音堂に通いながら日々感じている畑の変化から
目に焼き付いた色を大絵馬へと再現しているようです。


十一面観世音様が見守る中、筆は順調に進んでいます。


記:山口純子