2016年5月1日日曜日

●11 - 2本の赤坂橋


旧赤坂橋(1926年)

大型連休最初の日曜日、朝から晴れ間が広がり、
観音堂の中も温かく、午後には窓を開けて、風を感じながらの制作となりました。

観音堂の外では、鳥の鳴き声の他、草刈機の音や、
サッカーの試合の声援までも、南長野運動公園総合球技場から聞こえてきました。


現在制作中の大絵馬右下には、橋が2本描かれています。
今も架かっている赤坂橋と昔の赤坂橋です。
昔の赤坂橋は木で組まれた橋で、通称「ガタガタ橋」と呼ばれていたそうです。
この橋は、川の量が増す度に架けてある板を人力で外して
水害に備えていたそうです。

大絵馬に描き込む内容を地域の方と検討していた際に
旧赤坂橋とその上を走っていた当時のバス(ボンネットバス)を描き込んで欲しいと
ご要望があり、このように2本並べて描いたとのことです。



ボンネットバスはこれから着色されます。


記:山口純子