2016年4月8日金曜日

●05 - 大絵馬となる板 整う


桜が満開となり、観音堂の外では水仙が鮮やかに咲いていました。
お堂の中では、板材へ描くための準備が進められました。

板は檜の材を準備。ほのかに独特の檜の香りがします。
厚さは35mm程。
一枚板ではなく、複数の板材を実(さね)加工によって結合させたものです。

絵師の尾頭は、

この檜の板へ筆を走らせるのが今から楽しみだ

と言っています。

今日も地元の方が来て、原寸大原画をご覧になりました。
これからの制作が待ち遠しいようでした。


記:山口純子