2016年3月24日木曜日

●東福寺東区観音堂の歴史


東区は旧東福寺村の中で最下流に位置し下居組と呼ばれていました。
戦後区民の中からいつでも下に居るようで嫌との声が上がり、
昭和34年に区民の総意で東区と名称を変更しました。

観音堂の十一面観音菩薩は平安時代に平維茂(たいらのこれもち)が
戸隠山鬼神退治の成功を願い祈りを捧げたといわれる
大寺補陀山東福寺観音院(東福寺神社の西方約200mの地にあった)があり、
その御本尊が後に戦火や風水害のため下居組に流着したのを当時の人達が
現在の地に奉ったのが東区観音堂の観音様だと伝えられています。